今夜はガッツリ系!

広島市内で食べ歩いたご飯の記録とか。

餃子センター

サラリーマンと切り離すことのできないとある料理がある。それは餃子である。

上司に怒られヤケ酒を行う時。仲間と楽しく飲む時。自分へのご褒美を味わう時。

常にサラリーマンの傍らには餃子がある。え、ない?いやあるはずだ。

今回はそんな餃子を店名に冠したお店である。

 

広島の歓楽街こと流川(ながれかわ、るかわではない)の中心ストリートから脇道へと入って行った通りにそのお店はある。見た目はボロボロ、のれんもややくたびれているのだが、それだけに味で勝負している感があり素晴らしい。

 

かなりの人気店らしく、何度か足を運んでも満席で断られた経緯があり、今回やっと入店が叶ったのだ。

座席に着いてまずは焼き餃子を2人前注文。また、炒飯も有名だという事でそちらも注文した。会社の同期と近況を話しつつ期待に胸を膨らませる。

中華料理屋はそれなりに回ったつもりだったが、餃子専門店は想定していなかった。次からは捜索範囲を広げる必要がありそうだ。

 

そうこうしているとまずは焼き餃子が出された。

 

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見事、というほかない。盛り付けに美しさを感じるとは…味の方はどうだろうか。

タレにネギを山盛りに入れ、ラー油を垂らして食べるのが通らしいが、それがとにかく合っているのだ。ネギのシャキシャキ感に餃子の中の肉汁が呼応し、香味野菜の風味がほのかに感じられる。伊達に店名に餃子とつけていないな。

お次は炒飯が到着。

 

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あまりにも美味しそうすぎて一口食べているのは許してほしい。

味は…想像以上だった。突飛な味付けはしていないのだが、肉、卵、ネギのシンプルな具材からパラッパラの絶品炒飯となっていた。基本にして王道を往く、簡単そうでここまでの味にはなかなかならない。

広島炒飯ランキングのトップ3には間違いなく入る味だ。美味しすぎて会話も忘れ、しばし黙々と食べ進める。

これに気を良くして麻婆丼なるものも頼んでしまった。どこまでのポテンシャルを持っているのか、見せてもらおう。

 

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見た目はそこそこ。それ程辣油や山椒が踊っているようではない。味を見てみよう。

 

これは…普通だ。

丸美屋の麻婆並みというか、辛味の中の旨味などはなく、ご家庭の麻婆の域を出ていない。少ししょんぼりとしてしまう。

 

しかし、餃子と炒飯は相当なレベルの高さを誇っているため、そちらを求めてまた来ることになるだろう。激戦区、流川で老舗として生き残っている、その理由を感じられた一日だった。

 

ご馳走様でした!