極楽亭
宇品の電停沿いの道から一本入った所に中華料理屋らしきお店があるのを以前発見して、ずっと気になっていたのでこの度行ってみた。
宇品五丁目の電停から東に抜ける道へと進むとすぐの所にある。その名も極楽亭。良い名前ではないか。
お店に入ると常連さんらしき団体客が1組とソロがちらほら。素直にカウンターに座る。
メニューを確認し、炒飯セットにしようか悩んだが、今回は麻婆丼を頼んでみることにしよう。麻婆はお店ごとに味付けや方針が違って面白い。辛さを選べるとのことで、辛めをオーダーした。
待ち時間をお店に置いてあるスラムダンクを読んで待っていると、意外と早く提供された。ご対面である。
色はそこまで赤くなく、オーソドックスな雰囲気。味の方は…美味い!
辛さはそこまでではないが、挽肉の塊がゴロゴロと入っていて噛みしめる事でジュワッと肉汁が溢れてくる。ただ辛いだけの麻婆と比べてご飯に乗せる事で真価を発揮するタイプだ。
熱々なのに次から次へと口に放り込んでしまう。家庭的な肉ゴロゴロ感を楽しんで、瞬く間に食べ終わってしまった。これで600円は素晴らしいと言える。
町の中華料理屋はこのワクワク感が素晴らしい。また訪れたいと思えるお店だった。
ご馳走様でした!