今夜はガッツリ系!

広島市内で食べ歩いたご飯の記録とか。

R OF GRANDE(アルグラ)

個人的に美味しいお店がひしめき合っていると感じる鉄砲町や幟町のエリアでご飯を探していた時のこと。

何やら洒落た佇まいのお店を発見した。

 

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ブレブレで申し訳ないが、良く見るとメニュー表が立てられているのでチェックをしてみる。

 

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!!

これはガッツリの波動を感じる…という事でこの日のお昼はここに即決定!

ガラス張りの扉を入り、店員に促されて席へと座る。

黒を基調とした内装で、照明の雰囲気も非常にオシャレ。誰かとご飯に使うにはぴったりなお店のようだ。

オーダーは牛サーロインステーキの150gとした。周りを見ると鉄板に乗ったアツアツステーキを頬張る人が多い。想像しただけでヨダレが出てくる。

 

すぐにサラダとスープが運ばれてきた。シャキシャキのサラダとコーンの入ったコンソメスープだろうか、手早い提供に驚く。

 

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こちらを食べ進めている間にメインのステーキが到着した。ちなみにご飯は大盛無料との事で当然大盛!

 

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写真ではいまいち伝わらないがお肉が多い。牛サーロインをお手軽ランチ価格で食べられる幸せを感じつつ、お肉に手を伸ばす。

 

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一口。…下手な言葉はいらない。美味い!これはガッツリの塊だ。噛み応えのあるお肉を次から次へと胃袋に投入していく。

上に乗せたガーリックチップも実際に店舗で揚げているのだろう、香りが飛ばずにしっかりとしている。こういった丁寧な仕事をするお店は良い。

しっかりとした量だが、ペロリと平らげてしまった。

注文を捌く店員も愛想良く、食後のコーヒーを進めてくれる。ありがたく頂こう。

文句の付けようのないサービス、洒落た雰囲気、良質なご飯。掛け値なく人に薦められるお店を見つけてしまった。

 

実際に歩いて素敵なお店を見つけた喜びは言いようもないが、またぜひ来たいと思えるお店だった。

 

ご馳走様でした!

時記

仕事帰りのある日。例によって中華が食べたくなったものの、どうせならば行った事のないお店に行こうと思う。

そういえば、御幸橋の西詰交差点に面した中華料理屋があったはずだ。今日はそこにしよう。

非常に目立つ場所にお店があるものの、入った事は無かったので楽しみだ。すると、入り口に「麻婆豆腐390円」の文字が!こんなん頼むしかないでしょう!

 

割とご飯時に向かったが、あまり混んでない。まあ気にせずカウンターに座る。メニューを確認し、麻婆豆腐とチャーハンを頼む。好物で固めたパワーオーダーだが吉と出るか凶と出るか。

 

やや待ってから、2品同時に提供された。

 

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まずは麻婆豆腐から。良く言えば家庭的な見た目だが果たして味の方はいかがか。

見た目の優しさよりは辛味が効いていて、ややサラサラした状態での提供のため、口の中を焼き尽くすこともない。非常に優等生タイプの麻婆豆腐と言えるだろう。

次はチャーハンだ。

 

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 こちらも程よくパラパラに炒められており、パンチ力はそれ程ないもののサクサクと食べ進められる。…のだが、やや量が少ないのだ。

2品を頼んだ事で900円超えのお会計となったが、正直ガッツリ感という点ではやや物足りない。味は悪くはないのだが、それだけに惜しい部分が目立ってしまった。

ともあれ、美味しく頂いたので満足出来た。アベレージヒッター的お店であった。

 

ご馳走様でした!

【番外編】ラーメンきずな【岡山】

基本広島のご飯について書いているが、時折用事で県外に出ることがある。

その記録も残していこうと思う。

岡山を訪れた時のこと。軽く用事を済ませ、駅近くのバカでかいイオンを適当にぶらついて晩御飯の思案をしていた時に、そういえば岡山にも本格的な二郎系ラーメンが出来たと以前聞いたことを思い出した。

確か名前は…そう、ラーメンきずな、だ。

そうと決まれば善は急げと、桃太郎商店街のアーケードを東に抜け、西川緑道公園を超えて少し進んだ所にお店はあった。正直一度見逃してしまい周囲を探してしまった。質素な佇まいというべき飾らない外観だが、どのようなラーメンが出てくるのか。

 

お店に入ると、二郎系らしく食券を先に購入する。ここは基本のラーメンで。麺の量が普通で350gとのこと。

…実は、当日お昼を食べ過ぎたために350gへの挑戦はなくなく断念。小を頼んだが、それでも280gの麺に生卵が付いてくる。

ちなみにお値段は据え置き850円で、麺の量を減らした人は生卵やらチャーシューの追加トッピングが貰えるのだ。

テンポ良く注文を捌いていく店主さんを見ながら待つと、お待ちかねの一品がやってきた。

 

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強烈!ヤサイニンニクアブラマシマシと雰囲気に押されて頼んだものの見た目から既にガッツリしまくっておる。

麺を啜ると自家製なのだろうか、平打ちの太麺がしっかりとした歯ごたえで飛び込んでくる。野菜を取り崩しながら、かきこんで掘り進めていく。

 

二郎系は後半戦が苦行になる事が多いのだが、このお店は最後の方まで飽きがこないと感じた。大味ではなく、しっかりとした旨味のあるスープによるものだろう。

とはいえ許容量ギリギリで無事完食!男に時々くる浴びるほどラーメンを食べたい時には間違いなくこのお店だろう。

 

ご馳走様でした!

ラーメンチャボ

とある日。職場の先輩から、チャーハンの美味しいラーメン屋があるとの情報を得た。ふむ、はっきり言ってチャーハンは大好物である。

まずは行ってみようと思い、じぞう通りを南へ南へと下っていく。オシャレなカフェやステーキ屋など目を引くお店を横目に進んでいくと、あった。

今回の目的地である、「ラーメンチャボ」だ。

 

店内に入るとまず驚いたのが、学校に置いてあるような机があるではないか。

 

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久方ぶりに見る光景である。まあもとかくも座ってみる。壁に書かれたメニューを見て、おすすめの半チャンラーメンを頼む。

しばし待つと、ぶっきらぼうな主人が直々に持ってこられた。というか一人で切り盛りしているようだ。

 

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見た目は普通だ。特筆すべき所はなく、広島のラーメン屋なら見慣れた風景だろう。ラーメンを一口頂く。

んん??もう一口。

…薄い、というか、起伏があまりない味というか。及第点、という言葉が浮かんだ。マズくはないが美味くもない、そんな感じだ。

不穏な空気を感じつつチャーハンに手をかける。んっ、こっちは噂に違わぬ味だ。

 

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しっかりとパラパラになるまで炒められており、塩胡椒の塩梅がちょうど良い。ラーメン屋のチャーハンは今ひとつの所が多い印象だったが、ここのチャーハンは完成度の高い仕上がりである。

 

ラーメンに胡椒を振りかけ味の変化を出しつつ、完食。750円のセットだったが、チャーハンと半ラーメンセットの方が個人的には嬉しかった。だが、求めるものは確かにあったので良しとしよう。

 

訪問することで得られるものもある。パラパラのチャーハンが欲しい時には訪れるべきお店だと感じた。

 

ご馳走様でした!

とんかつの菊屋

お昼ご飯の時。ムラムラとガッツリ欲が高まり、自分の中の飢えた獣が顔を出した。

これはいかん。こいつと戦うのは愚策、飼い馴らすことが肝要なのだ。最高クラスのガッツリを与えて満足させねば…!

 

さて足が向かったのは鉄砲町にあるとんかつ屋「とんかつの菊屋」。

揚げたてサクサクのトンカツならば捧げ物して申し分なし。

お店に入り、メニューをチェック。とそこに飛び込んできた「ジャンボチキンカツ定食」の文字。瞬間、心奪われたので即注文。ジャンボはずるいよ。

しばらく待つ。…が、全く来ず後から来店した人のが先に出ている。控えめに店員に聞くと、バタバタ準備し始めた様子だ。通ってないんかい。

慌てて出てきた定食がこちら。

 

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でかい。想像より割とでかい。キャベツも特盛りかと聞きたくなるほどモリモリ乗っている。

ともかくも一口食べてみる。

!!

サクッと食感が軽い。そう、軽いのだ。揚げたての特権である「あっさりした揚げ物」と化したチキンカツはご飯に最強に合う。

 

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一枚一枚がどでかいお肉がズンズンとお腹に収まっていく。もう止まらん。いや、堪らん。

気付けばペロリと7枚のカツを食べ切ってしまった。しかし常連らしき人の「ご飯おかわり!」の声に気づく。ご飯おかわり自由なのか…!

おかわりは繊細なおかずコントロールが要求されるので次回以降に持ち越しだ。お隣さんの食べていたカツ丼も美味しそうだったし、これは再訪しなければ。

 

ともかくも、自分の中の獣も大満足の名店だった。

 

ご馳走様でした!

くにまつ

広島のB級グルメとしては今熱いのは間違いなく汁なし担々麺であろう。

独特の山椒をこれでもかと味わわせるスタイルには賛否両論あれど、まずはぜひ一度味わって欲しいものである。

 

そんな訳で今回訪れたのは汁なし担々麺の専門店「くにまつ」。汁なし界隈では確かな存在感を放つお店なのだ。

平和大通りにほど近い電停沿いのビルに立て看板が立っているのだが、お店はビルの奥に入って行かないと見えない奥まった位置にある。広島ラーメン界で知らぬ者はいないと言われるラーメン陽気の隣といえば良いだろうか。

 

お店に入ると食券を買うシステム。基本的に汁なし担々麺のお店は食券制だ。

お店の基本の味「くにまつ 元味」とご飯50円を選択して店員さんに渡す。このお店の良いところはご飯を自分の好きなだけよそって良い所だ。中には日本昔話のように盛る人もいるがメタボ一直線なので控えめによそう。

しばらくすると汁なし担々麺の登場だ。

 

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見た目から感じる辛味にワクワクしつつ、良く混ぜて具と麺とタレが絡んだ所で一口。

見た目に反してむせ返るほどの辛さはない。そう、くにまつは汁なし界隈でも辛さ極振りではなく、バランス型なのが特徴であろう。

やや食べ進んだ所でお楽しみの花椒(ホアジャオ)をかける。汁なし担々麺の醍醐味の9割は花椒にあると言っても過言ではなく、お店独特の配合で香り高くピリリと痺れる絶妙なスパイスなのだ。

花椒を振りかけつつ食べ進める。汗も額にかくが知ったことか。もはや手は止まらず、グイグイと食べ進める。

〆にご飯をぶち込み、卓上のタレと辣油、お酢と花椒で食べるのがまた美味い。

手っ取り早く気分転換をしたい時にはぴったりなお店だ。ひとしきり汗をかいて爽快な気分でお店を後にした。

 

ご馳走様でした!

電光石火

広島っぽい食べ物、といえば何だろうか?

この質問に対して恐らくは圧倒的な確率で返ってくる答えはこれだろう。

 

お好み焼き。

 

そう、広島は何故だか知らぬがお好み焼き王国であり、広島風お好み焼き(広島焼き、というと高確率で広島民の機嫌を損ねる)はソウルフードと言うべき存在感を放っている。

前置きが長くなったが、今回訪れたのはお好み焼き店。その名も電光石火!なかなかイカしたネーミングである。

広島のお好み焼き界では歴史は短い方である(と聞いた気がする)が、食べてみるべし、という知人の強い言葉で訪問した。

平和大通りにほど近い、宝町辺り?だったか、フジグランの中にあるとの情報だ。

車を止め、エスカレーターで2階に向かうとすぐにお店とご対面。お店は綺麗で小洒落た雰囲気を漂わせている。

焼酎のボトルキープが大量に置かれているのを横目に、席に案内されメニューを拝見する。

メニュー名を見ても変わったものが多い。「キングオブルーキー」やら「人にやさしく」やら、キャッチーな名前を付ける社訓なのだろうか…。

しばし悩み、頼んだのは「たっぷりチーズ」。チーズをトッピングして美味くない訳がないという自論を振りかざしお好み焼きが運ばれてくるのを待つ。

数分後、やってきたお好み焼きは形状もキャッチーであった。

 

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まん丸。そう、まさしくまん丸なのだ。

これ程ドーム状のお好み焼きは広島県内でもなかなかお目にかかれないのではないか。

 恐る恐るヘラを差し込んでいくと、ふんわり蒸されたキャベツがこれでもかと入っていた。

一口。…美味い。キャベツの甘さがしっかり引き出されており、優しい味という表現がぴったりだ。チーズもしっかりと入っていながらクドくない。

 

完全な好みの話になるが、お好み焼きを焼く時にキャベツの美味しさを引き出すお店は良店であると思っている。ヘラで親の仇のようにキャベツを鉄板に押し付け、カッスカスのキャベツにするお店は論外だろう。

手間と時間をかける事で生まれる美味しさを電光石火のお好み焼きからは感じる事が出来た。

夢中で食べたため断面の写真を撮り忘れたが、それだけ美味しかったのだ。

 

それなりに量はあるものの、キャベツがしっかり入っている事もありペロリと食べられた。どちらかといえばあっさり系に分類されても良いだろう。

優等生ぞろいのお好み焼き店の中でも存在感のあるお店。確かにこれは食べてみるべし、であった。

 

ご馳走様でした!